種子島は古来より黒潮海流の影響を受け、南北文化の交流地点として島独自の発展をしてきました。
鉄砲伝来も古代米の伝来も黒潮が種子島に運んできた歴史の一部です。
外洋を超えて種子島にたどり着いた、ヒト・モノ・コトを排除せずに受け入れる種子島の柔軟性と多様性は、今にもつづく好奇心旺盛な島民性にあったのではないか!
黒潮が育んだ種子島の歴史や自然を通して、持続可能な自然環境や暮らしについて考えるプログラムです。

ミッション
「黒潮と種子島」
いまだ“なぞ”の多い広田遺跡。種子島の美しい海岸で目にする海のごみ。ふたつを結ぶ共通点は、種子島の文化に大きな影響をあたえた黒潮です。黒潮は遠くはなれた異国の人や文化、技術などをとどけ、種子島の歴史に大きな影響をあたえてきました。このミッションでは、広田遺跡にくわしい石堂先生と、海を流れる漂流物にくわしい藤枝先生と一緒に、それぞれの“なぞ”にせまります。
講師紹介

鹿児島大学 特任教授 藤枝繁氏

南種子町教育委員会 学芸員 石堂和博氏





ミッション
「黒潮ハイウェイとウミガメ」
5月~7月初旬に種子島に上陸した母ウミガメは、種子島のビーチで産卵し、8月~9月初旬にふ化した子ガメは、黒潮の流れに乗って、母親が育った南米に渡ります。その後、大人になった子ガメは、再び黒潮の流れに乗って、種子島に戻ってきます。種子島のウミガメを調査している増山先生と、ウミガメの不思議に迫ります。運がよければ、ウミガメの産卵やふ化に立ち会えるかも!
講師紹介

NPO法人 日本ウミガメ協議会 理事
NPO法人 Turtle Crew 理事
増山涼子 先生


漂流物を使って子ども達がつくった作品「わたし達の島をつくろう」



