好奇心を大切に、自分らしくいられる場所


子どもの好奇心を大切に

①人生を豊かにする鍵は好奇心!

子ども(指さしをする生後16ヶ月ごろ)は明らかに無知か、信頼できない相手を目の前にすると指さしをやめてしまう。有益な情報を与えてくれない大人は相手にする価値がないのである。

「子どもは40000回質問する」著者:イアン・レズリー

グサリと心に刺さる言葉です。子どもたちにとって価値のある大人でありつづけたいと思います。「子どもは40000回質問する」によると、子どもたちの質問に対する大人の対応が、子どもたちの学びや成長に大きな影響を与えることが強調されています。
CURIO-CITY種子島は、好奇心旺盛なおもしろ博士と共に、子どもたちの好奇心を満たすプログラムを開発し、子どもたちにとって価値のある体験ができることを目指します。

好奇心を発揮する人と、そうでない人に格差が生まれている。意欲的に知的冒険に踏み出す人々は、過去に例をみないほど多くの機会を得るだろう。他人から投げかけられた疑問に手早く応答するだけで満足する人々は、自らの問いを発する習慣を失うか、そもそもそんな習慣を身に付けることもないまま一生を終えるだろう。

「子どもは40000回質問する」著者:イアン・レズリー

我が子には好奇心を発揮する人に成長してほしいですよね。子どもの好奇心をリフトオフ(発揮)するために、参考にある文献が、心理学者ジョージ・ローウェンスタインが提唱した「情報の空白」です。好奇心は、自分の知識のギャップを認識することで刺激されるとされています。実際に、少し知っていることに対して好奇心が強く湧くことがわかっており、完全に知らないことやすでに熟知していることには興味が持ちにくいそうです。好奇心は、「知りすぎ」と「知らなすぎ」の中間で最も発揮されると言われています。
CURIO-CITY種子島は、メタバースやZoomで子ども達に答えではなく問いを投げかけ、種子島キャンプを通じて、自分で考え行動し、答えを見つけるプログラムを提案します。


自分らしくいられる場所

①「心のふるさと」を持ちたいですか?

過半数が持ちたいと回答

週刊じゃらん調べ「新しい帰省スタイルに関する調査」によると、生まれ育った地元以外にも「帰省しているかのような感覚を感じられる場所」が欲しいと答えた人が半数以上いました。
これは、心の安らぎや懐かしさを感じることができる場所に対するニーズが高まっていることを示していると思われます。人々が忙しい現代社会でストレスを感じることが多いため、そういった場所が重要視されているのかもしれません。

②「ふるさと」と呼べる場所がありますか?

約半数がないと回答

ふるさとを求める人が過半数を超える一方で、不動産情報サービスのアットホーム株式会社が、東京都在住の30~60歳の男女で、子どもがいて東京出身の300人に対して、ふるさとに関する意識調査を行った結果、ふるさとと呼べる場所がないと答えた人が45.7%もいらっしゃいました。
この調査結果から、ふるさとを求める人が多いにも関わらず、実際にふるさとと呼べる場所がないと感じる人が45.7%もいることに驚きです。これは、現代の都市化が進む中で、人々が心の安らぎや懐かしさを感じられる場所を持ちにくくなっていることを示しているかもしれません。また、家族やコミュニティとのつながりが希薄になる傾向も、この結果に影響していると考えられます。今後は、ふるさとのような居心地の良い場所を見つけることが、人々の精神的な安定に役立つのではないでしょうか。

③子どもに「ふるさと」は必要ですか?

7割がはいと回答

アットホーム株式会社による意識調査で、「子どもにふるさとが必要だと思うか」の問いに対して、東京出身者の69.7%、地方出身者の82.3%が、はいと答えています。子どもにふるさとが必要だと感じている人が全体の7割を超えました。
地方出身者の方が東京出身者よりもふるさとの重要性を高く評価しているこがポイントではないでしょうか。自身がふるさとで経験した価値を再認識し、ふるさとに期待されていることが伺えます。この結果から、多くの人が子どもたちにとってふるさとが大切であり、ふるさとで得られる経験やつながりが成長に役立つと考えていることが分かります。


CURIO-CITY種子島とは

①好奇心をくすぐる、第2のふるさと!

子どもたちが知的好奇心を発揮できるように、種子島の自然、文化、産業など地域の資源を利用した体験プログラムと、種子島が子どもたち(ご家族)にとって第2のふるさとと呼んでいただきたい思いで、地域住民が中心となり取り組んでいる団体です。
私たちは、皆さんにとって好奇心をくすぐる、第2のふるさととして感じていただけることを願っています。「ようそこ」ではなく「お帰りなさい」。皆さんとお目にかかれる日を楽しみにしています。


CURIO-CITY種子島の思いです。

①好奇心旺盛な大人になってほしい!

みなさんこんにちは!
CURIO-CITY種子島代表のMAIMAI(小早)と申します。私は、田舎暮らしに憧れて、2005年の夏に大阪から種子島に移住し、現在は島で出会ったパートナーと結婚し、二人の子どもと4人で暮らしています。職業はグラフィックデザイナーです。

我が子には田舎でのんびりと健やかに育つことを願っていましたが、移住した十数年前と違い、AI技術が急速に進化し、私たちの生活に深く関わる世の中になりました。AIはあらゆる正解を提供してくれますが、過去のデータに基づいてしか答えを導き出せません。子どもたちには、好奇心を持って、答えの無い問いに自分で考え行動し、答えを見つける好奇心旺盛な大人に育ってほしいと切に願っています。確実な方法は分からないものの、CURIO-CITY種子島での体験がその手がかりとなることを期待しています!

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